2016.1.8
こんにちは。
ChihiRoボイス・ボーカルスクール ボイストレーナーの鈴木智大です。
以前、【話し声の発声】コラムで、滑舌については改めて、、、ということでしたので、
今回、その滑舌についてお話したいと思います。
普段誰かと話していて、「この人滑舌が悪いなぁ~」と感じることありますよね?
また、これをご覧いただいている方の中には昔から滑舌が治らないと悩んでらっしゃる方もいるのではないでしょうか?
【話し声の発声】では、『通る声』についてお話させていただきましたが、
今回は、それ以前に言葉が作られる部分、、、根本的な部分についてお話したいと思います。
それをお話する上で超~重要なことがあります。
『調音点』についてです。
聞かれたことはありますか?
解りやすくご紹介していきます。
【調音点とは】
唇や舌、上顎等を使って息を止めたり摩擦したり弾いたりすることで子音が生まれますが、
この弾いたり摩擦したりして音を作ることを『調音』と言います。
そして、摩擦などで音が作られるポイントを『調音点』と言います。
【調音点と滑舌】
例えば「ぱ」という音を出す時、まずは子音である「P」を出してから母音の「A」に移ります。
この時、上唇と下唇を閉じた状態から空気を送り込むことで破裂音が生まれ「ぱ」になります。
なので「ぱ」の調音点は上唇と下唇の接触する部分ということになります。
では「か」の場合はどうでしょう。
「K」を発声する際、舌の真ん中より先端寄りの部分が、
上の歯の付け根から3cmくらい奥の上顎に付きます。(ここが調音点)
その後、息を送り込むと同時に舌が上顎から離れ、「K」が生まれ、そのまま母音の「A」の位置に
舌が移動することで「か」が発声されます。
なんだか文章で正確に書くとかなり長文になってしまいますが、
そういうメカニズムで言葉が発せられるのです。
滑舌が悪い人は、この調音点がズレていることが多いです。
例えば「か」を発音する際、舌が上顎にそもそも付いていない、とか
「ら」を発声する際、舌が巻いた状態からスタートしていない、などです。
色んなケースがありますが、
滑舌が悪いと指摘されやすい方はこの調音点を見直して、
ズレていたら、ゆっくりで良いので正しい位置を把握して何度も発声してトレーニングしましょう。
【補足】
調音点が正しくても滑舌が悪いと言う方は、舌の筋力不足の可能性があります。
舌のおもいっきり出してみたり、口の中で回転させてみたり、
舌のトレーニングを行うことで改善しますので、これも併せて行うと良いと思います。
皆さん、自分の声とは一生付き合っていくものです。
一度自分の声を細かくメンテナンスしてみてはいかがでしょうか?
体験レッスンを行っておりますので、是非一度お気軽にお越し下さい♪
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