【歌で絶対にやってはいけないこと7選】

こんにちは。

本日は「歌で絶対にやってはいけないこと7選」をご紹介して行きたいと思います。

 

【歌で絶対にやってはいけないこと7選】

①喉締め(のどしめ)で歌う

喉の力だけで声を出すと、声帯を痛めるリスクが高くなりますし、そもそも高い声も楽に出すこともできなくなってしまいます。喉を締めて歌うことで声が細くなって聞いている人にとっても聞き苦しい声になってしまうため、リラックスして喉を開いた発声を行いましょう。

②準備運動なしでいきなり全力で歌う

ウォームアップをせずに高音を出したり全力で歌うと、声帯に負担がかかります。スポーツと同じようにある程度ほぐしてあったまった状態を作ることがとても大切です。無理のない音域で発声練習や軽いスケール練習をしてから歌い始めましょう。もしピアノがない環境(カラオケなどで)発声練習を行う場合は、YouTubeなどで音階発声を発信している動画に合わせて行ったり、余裕で歌える音域の曲を発声練習曲として歌うということもおすすめです。

③無理な高音を力で出そうとする

自分の音域を超えた高音を無理に出そうとすると、喉を痛める原因になります。まずは自分の音域を知ることがとても大切です。セルフチェックできる方はそれでもOKですが、可能であればボイストレーナーをつけてピアノの音階などで発声しながら音域をチェックすることをおすすめします。
音域を知った上で、自分が出せる音域の範囲内で選曲をするか、もしくは自分の音域にキーを調整して練習することが大切です。

④姿勢が悪いまま歌う

歌う姿勢ができていないまま歌うと、それだけで喉の負担に繋がりますし、呼吸や共鳴(声の響き)にも悪影響を与えます。背筋を伸ばし、自然で安定した姿勢を意識しましょう。姿勢を正そうとして胸を張りすぎて逆に力んでしまったり、反り腰になってしまう方がいますが、基本的にはリラックスして脱力することが大切ですので、やりすぎないよう自然体を意識しましょう。

⑤息を吸わずにフレーズをつなごうとする

ブレス(息継ぎ)を怠ると苦しそうに聞こえたり、音程やリズムが乱れたり、声が続かなかったりと、歌えなくなる原因になります。適切なタイミングで呼吸を取りましょう。歌のブレスは割と一瞬で吸わなければならないことが多いため、腹式呼吸で0.5秒くらいでさっと吸えるようトレーニングしましょう。

⑥感情ゼロで機械的に歌う

正確に歌っていても感情がこもっていないと、聴き手に歌の良さや感動が伝わりません。歌詞の意味を自分なりに理解して表現をすることが重要です。特にテクニックに頼らなくても感情表現は可能ですが、テクニック+感情表現の組み合わせによって強烈なインパクトをリスナーに与えることができますので伝えたい感情によってテクニックも加えられるようにすると良いでしょう。

⑦無理にビブラートやしゃくりを多用する

テクニックを過剰に使うと「クセが強い」印象になり、逆効果になることもあります。カラオケの採点ではたくさんしゃくったりビブラートを入れることで「加点」に繋がるため、一見たくさん入れた方が良さそうですが、それはあくまでも「採点」のためであって、歌の良し悪しとはあまり関係がありません。(ただ採点の点数を上げたい、という目的であればそれでもOKです。)必要なところで必要なテクニックをバランスよく入れるということを意識しながら歌いましょう。

 

これらのポイントを意識するだけで、歌の質は激変します。
是非今日からの歌に役立てていただけると幸いです。

それでは本日は以上です。

ここまでお読みくださいましてありがとうございました。

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