身長・声帯筋と声の音域の関係性

こんにちは。

本日は「身長・声帯筋と声の音域の関係性」についてお伝えします。

身長・声帯筋と声の音域の関係性は、一般的には直接的なものではありません。
声の音域は声帯の長さや筋肉の発達などに影響されます。これは当然個人差があることですので、身長が高低などで必ずしも音域が決まるというわけではありませんが、以下は、私が今まで1000人以上を指導してきた中での統計をもとにその関係性をご紹介していきたいと思います。

 

①声帯の長さ:
声帯が長い人は、一般的に低音域で歌いやすい傾向があります。
身長が高い人は靴のサイズ、服のサイズなどが大きいように、声帯も長い傾向にあり、低音で歌える人が多いです。
逆に身長が低い人は恐らく声帯も短く、高音が出やすいタイプの方が多いように感じます。

 

②筋肉の発達:
声帯周りの筋肉が発達している人は、高音域で歌いやすいことがあります。
簡単にいうとあくびをした時に喉仏が下にグッと下がりますが、この筋肉です。
これを口を開けている時も閉じている時も自在に動かせる方は声帯周りの筋肉が発達していると言って問題ありません。
モノマネアーティストの青木隆治さんが以前テレビでこの喉仏を自在に動かすというものをご紹介していましたが、まさにこれにあたります。

 

③トレーニングと練習:
適切なトレーニングと練習によって、音域を広げることができます。
低音域を広げることは物理的に難しいのですが、高音に関しては声帯を鍛えることによって広げることが可能です。
これは年齢に関係なく広げることが可能です。年齢を重ねると、一般的には男女共に声が低くなりますが、トレーニングをすることによって音域を広げることもできますし、若々しい声をキープすることも可能です。
例えば小田和正さんなどは70歳を超えても全く声が衰えず、綺麗な高音を維持されています。

 

私もボイストレーナーとして毎日声を出しますが、以前よりも音域がどんどん上がっていますし、
声の質感もキープすることができています。
是非日々のトレーニングを皆さんにも継続していただきたいです。

 

それでは本日は以上です。

ここまでお読みくださいましてありがとうございました。

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