効果的なリズムトレーニング

こんにちは。

本日は「効果的なリズムトレーニング」についてお伝えします。

ボーカルのトレーニングというと、音程やテクニックのトレーニングはよく見かけますが、
リズムトレーニングはあまり見かけません。しかしボーカリストこそリズムトレーニングはとても重要です。
今回は効果的なリズムトレーニングの方法をいくつか紹介します。

 

①メトロノームの使用:
バックの演奏でドラムやパーカッションが流れている曲であればメトロノームが無くてもリズムを刻むことは可能です。しかし、ドラムが入っていない箇所であったり、ドラムが無い曲などではリズムはずれやすいです。
そのため、一定のテンポで正確な拍を刻むためにメトロノームを使ってリズムの意識を高めましょう。
またメトロノーム単体でもリズムトレーニングは可能です。その場合は、まず適切なテンポを設定し、基本的なリズムパターンから始めてみましょう。徐々にテンポを上げたり変化させたりすることで、リズム感を養うことができます。

 

②ハンドクラップや足踏み:
メトロノームだけでなく、手を叩いたり足を踏んだりすることでリズム感を養うこともできます。この場合、大切なのは事務的にただ叩くのではなく、体全体でリズムを「感じとる」ということが一番大切です。
リズムはとっているのでどこか機械的に頭でとっている場合はノリが出せません。なので体でリズムを感じとった上でハンドクラップや足踏みでリズムを取りましょう。

 

③リズムパターンの練習:
基本的なリズムパターンから複雑なものまで、様々なリズムパターンを練習しましょう。
8分音符、16分音符など、異なるパターンをトレーニングすることで、多様なリズムに対応できるようになります。

 

④ポリリズムの練習:
ポリリズムは複数の異なるリズムが同時に演奏される技法です。2拍子と3拍子の組み合わせなど、複雑なポリリズムを練習することで、リズム感が向上します。

 

⑤楽器演奏との組み合わせ:
楽器を演奏しながらリズムを練習することも効果的です。特にドラムやパーカッション楽器を使うと、リズム感を直感的に養うことができますし、ギターの弾き語りなどはギターのリズムパターンと共に歌えるのでおすすめです。

 

⑥リズムゲーム:
リズムに関するゲームやアプリを利用してトレーニングするのも面白い方法です。リズムを楽しみながら学ぶことができます。

 

リズムトレーニングは継続的な取り組みが大切です。
毎日少しずつ取り組むことで、リズム感を徐々に向上させていくことができます。また、音楽理論や楽器の演奏と組み合わせてトレーニングすることで、より深いリズム感を養うことができるでしょう。

 

それでは本日は以上です。

ここまでお読みくださいましてありがとうございました。

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