【呼気と滑舌】

2016.5.7 

こんにちは。
ChihiRoボイス・ボーカルスクール ボイストレーナーの鈴木智大です。

真夏日が続いていますね。
街には半袖で活動している人たちが出てきました。(夜になると寒くなるパターンww)
さすがに上着を着るのはちょっと暑いですね。
暑いからと布団をかけずに寝たり、窓を開けっぱなしにしていたりすると
すぐに体調にくるので皆さんお気をつけ下さいませ。

さて、今回は前回に引き続き、「滑舌」についてなのですが、
『呼気と滑舌』というテーマでお話していきたいと思います。

滑舌は表情筋という原因もありますが、
実は「呼気(吐く息)」が原因になることもあります。

呼気が原因になるとはどういうことでしょうか?

【呼気が弱い・肺活量が少ない】
呼気が弱かったり、肺活量が少なくて息がもたなかったりすると、
当然言葉もはっきりと発音することが難しくなります。
(息が安定してこその声です。)

滑舌が悪く、話している途中で息が苦しくなる場合は
この傾向の可能性があります。

この場合、呼気を強くしたり深くしたりするトレーニングが必要です。

何を行うかと言いますと、、、

☆ロングブレス
☆ロングリップトリル です。

ロングブレスはその名の通り、息を長く吐き続けるトレーニングです。
歯と歯の間から息が通り抜けるように「スーーー」と音を出しながら
細く長く息を吐いていきます。
腹式呼吸で、めいいっぱい息を吸い込み(100%)、
これ以上吐けないというところまで吐き切ります(0%)

0%・・・これ以上吐けないというところまで吐く、、、とても大変です。
大変ですが、確実に横隔膜が鍛えられ、腹式呼吸時の呼吸が深くなっていきます。
続けていただくと肺活量が増えたり、発声時に余裕が生まれるため効果的です。
是非試してみて下さい。

また、このロングブレスを応用してリップトリルを行います。
口を閉じた状態で息を吐いていきます。すると息が唇を通過する際に唇がブルブルと震えます。
これがリップトリルです。
これもロングブレスと同じようにできるだけたくさん吸い込み、なるべく長く吐き続けられるように練習してみて下さい。(ロングリップトリル
安定した息が吐けていないとリップトリルは出来ないため、
息が安定しているという確認にもなります。

ロングブレスやロングリップトリルは続けることで効果を発揮しますので、
即効性はありませんが、続けると必ず力になります。

そして、ある程度ロングブレス、ロングリップトリルを行った後に
何か原稿を声に出して読み上げてみて下さい。
呼気が安定して話す滑舌も改善していれば成功です。

※あくまでも呼気が原因で滑舌が悪くなってしまっているという場合に効果があり、
ロングブレスやロングリップトリルを行っても滑舌が改善しない場合は
呼気以外の原因を探っていく必要があります。

[関連項目]
【表情筋と滑舌】
【調音点と滑舌】

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