【某声優さんのレッスンレポート~「か行」「が行」の滑舌~】

2018.8.18 

こんにちは。
ChihiRoボイス・ボーカルスクール 代表ボイストレーナーの鈴木智大です。

少し前から某声優さん、、某Vtuberの方のボイトレを担当することになりました。

今は歌と発声のボイトレをメインに行っておりますが、当初のテーマは滑舌でした。

というのも「か行」「ら行」特に「き」と「り」がしっかり言えないと言うものでした。

どういう状況だったかと言うと、「き」を発音しようとすると「くぅい」となってしまうという感じでした。
息漏れも多く、明瞭に発音出来ない。

「り」に関しても「てぃ」のようになってしまっておりました。

何とか改善をしたいということで、実際に行って改善できたボイトレ法を皆さんにもシェアしていきたいと思います。

【全ての言葉を発音してもらう】
あ行?わ行まで全ての言葉、「が行」などの濁音、「きゃ」などの拗音なども全て発音してもらいました。

すると「き」「ぎ」「り」が苦手だという事がわかりました。

うまく発音出来ない言葉を全て洗い出すことから始めました。

【調音点の確認】
次に、「き」「ぎ」「り」の発音の際に舌が上顎に付いているか、舌のどの部分が付くかを確認しました。

するとどの言葉も発音時に「上顎に付いていない」ということが分かりました。

本人はと言うと「上顎に付くものなんですか?」と。

はい、通常は付きますよ。

発音することは長年積み重ねてきた大きな癖ですし、聞き返されることがあったとしても日常生活にそこまで支障なければ改善するということにすら至らないものです。

そこで発音する際の正しい舌の位置を改めて確認していただき、不慣れながらも正しい舌の位置で発音していただきました。

するといとも簡単にキレイに発音出来ました。
しかし当の本人はとても発音しづらそう。
慣れないから当然ですね。

本人の体感としても「しっかり発音出来てますか?」と私に確認しないと分からないくらい客観視出来ない状況でした。

しかしボイスレコーダーで録音しながらボイトレを行ったお陰で、うまく発音出来た時とそうでない時の音の違いと体感の違いがしっかり理解出来たようで、改善までとても早く至ることが出来ました。

【育った言葉の環境で発音は作られる】
その声優さん、母も妹も全く同じ発音で、家族みんな同じ「き」「ぎ」「り」です。とのこと。

びっくりしましたが、当然と言えば当然ですね。
例えばアメリカで生まれて生活していれば英語の発音が入ってくるし、日本で生まれて生活していれば日本語の発音が入ってくる。
もっと言うとその日本語の発音までも育った環境でインプットが変わる。

方言も同じことが言えますし滑舌についても同じことが言えます。

ですから自分の発音が間違っていれば、一番近くで育つ子供も当然自分と同じ発音で成長するということですね。

しかし滑舌はトレーニングによって改善することが出来ます。

「遺伝だから仕方ない」なんてことはありませんので、悩んでいる方は是非ボイストレーニングをしてみましょう!

必ず原因があり、改善する策があります。

私のところにも是非お気軽にご相談下さいませ。

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