演奏につられて音程がとれない時の対処法!1Pointボイトレ #304 –

こんにちは。

本日は「演奏につられて音程がとれない時どうしたらいいのか」についてお伝えしようと思います。

どうしてもつられてしまって音が取れなくなる方は是非参考にしてみて下さい!

 

今日のレッスンではあいみょんさんの「ハルノヒ」の曲を使ってボイトレをしておりました。

その生徒さんはどうしてもある一定のところで音が取りづらいということで、なかなか合わせることが出来なかった箇所がありました。

 

その箇所を分析してみたところ、ピアノの伴奏に無いメロディを歌わなければならない箇所だったんですね。
ただ、メロディをしっかり覚えていてそれが染み込んだ状態で歌えるのであれば大丈夫だと思います。

 

伴奏に無いメロディを取らなければならない曲はこの曲以外にも結構あるんですよね。
例えば、Mr.ChildrenさんやOfficial髭男dismさんにも見受けられます。

 

 

まずはどういった現象になっているのかご説明致します。

 

「ハルノヒ」の歌い出しが

『北千住駅のプラットホーム 銀色の改札』です。

 

この『銀色の改札』の『か』の音が伴奏と逸脱したメロディで歌わなければならない箇所になります。

 

【『か』の音はド#】で歌い、

【伴奏はEコード(ミソ#シ)】で弾きます。

 

伴奏のメロディでそのまま歌うと少しズレが生じてきてしまうので、伴奏を聴きながら良い意味で惑わされないように出来れば大丈夫です。

 

では、その上でどのような練習をすればいいのかと言うと、

 

伴奏のEコード(ミソ#シ)を聴きながら『か』の音ド#を取るという練習です。

 

Eコード(ミソ#シ)を聴いた上で

「か(ド#)ーーーーー」と声を出します。

 

何回か繰り返し行ってみてください。

 

もし、この練習で音を取るのが難しい場合は、

“どんな伴奏がきてもこの音を必ず発音する”

という練習をしてみてください。

 

具体的にはピアノのCコードやFコード、Gコードなどを弾きながら、もしくは聴きながら

「か(ド#)ーーーーーー」と

発音する練習です。

 

最初はつられたり違う発音になったりすることもあると思いますし、あって当然だと思います。

先程もお伝えしましたが、歌っている時は当然伴奏を聴きながら歌わなければならないのですが、良い意味で伴奏に左右されずに歌う箇所もあるということです。

 

伴奏の音と自分が発音する音が違うので違和感があるのですが、何度か繰り返しているうちに慣れてきますので是非挑戦してみてください!

それでは本日は以上です。

ここまでお読みくださいましてありがとうございました。

 

 

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