【音痴を治す最適な方法とは!?】

こんにちは。
ChihiRoボイス・ボーカルスクールのChihiRoです。

コロナが世界中で蔓延してなかなか落ち着かない日々が続いております。
ボイストレーニングにおいてはマスクの着用、距離、飛沫シートの活用、消毒など、濃厚接触に当たらないよう行っております。
皆様もコロナには十分気をつけましょう!

さて、今回は「音痴を治す最適な方法」ということで、これはボイストレーニングの現場では永遠のテーマです。
とてもたくさんの音痴さんがお忍びで通って下さいます。

実は音痴は治ります。

しかし少々努力も必要です。

まずは音痴とはどういうものか、というところからお伝えしていきたいと思います。

 

【音痴とはどういうものか?】

「音痴」は「大脳の先天的音楽機能不全」のことを指します。
音に対しての感覚が鈍い人のことを指します。
(先天的ではなく、精神的なものからくる筋肉の緊張や発声の仕方によって音がずれるという場合もあります。こちらに関しては後述します。)

音痴には2種類あります。
①単音の理解・・・例えばピアノで音を一つ出し、それを正確に発声する。
②音程の理解・・・2つ以上の音の幅を理解して発声する(メロディを歌うということ)

音が取れる人は、聴いた音をそのまま声に出せば良いだけ、という感覚が備わっていますが、
音痴の人にはそれがありません。
そのため音を理解する感覚を養っていく必要がありますが、それには数ヶ月〜1年、、個人差はありますが時間はかかります。

 

【音に慣れていく】

音痴の方にお話を伺うと、多くの人は音に触れてきていません。
例えば幼少期にあまり歌を歌ってこなかった。
楽器に触れてこなかった。
音楽をあまり聴かない。 etc…

そのためまず音楽を聴くことに慣れることから始めて下さい。
好きな音楽がなければ今流行っている音楽を適当にチョイスして聴くのでも良いですし、
友達のおすすめをそのまま聴くのでも構いません。

家に着いたら音楽を流す、移動中に音楽を聴いてみる、鼻歌を歌ってみる、
このようなことから始めて音に慣れていきましょう。
そしてこれはずっと続けて下さい。

音痴は、音の感覚が無い若しくは弱い状態です。
脳の中に音階や音をたくさんインプットして下さい。
これを行うことで音の流れ、音階の感覚などが身に付きやすくなります。

 

【単音トレーニングと音程トレーニングを根気よく!】

実際に声を出して音を合わせるトレーニングを行います。
音がずれた場合でもそれに気づくことが難しいため、この練習では必ずボイストレーナーさんを付けて行うようにして下さい。

どうしてもボイストレーナーさんを付けることが難しい場合は、ギターのチューニングマシンを使って自分が今どの音を出しているのかチェックして正確に出せるように練習しましょう。

ピアノで単音で「ド」を弾いて声を合わせる、「レ」を弾いて声を合わせる、というように
一つずつ音を出して声を合わせるという単音トレーニングを行います。

また、ピアノで「ドレミファソファミレド」や「ドレミレド」などの音階を弾いて、それに声を合わせていく音程トレーニングも行います。
最初は全然合わせられないと思いますが徐々に合わせられるようになってきます。

これはとても効果的で、月2回のレッスンでも、私のところに来た音痴の生徒さん全員が音が取れるようになっています。「もれなく」です。

 

【歌を楽しんで歌う】

レッスンの場合、目の前で先生が聴いているので緊張してしまうかもしれませんが、1人であれば思いっきり歌うことができます。
まずは構えず楽しんで思いっきり歌うことが、メンタルブロックを外すという意味でもとても大切です。
また、ボイストレーナーの先生は音痴さんをたくさん見てきているプロなので、音が外れてしまうあなたを見ても何とも思いません。
せめて先生の前では思い切り楽しんで歌ってしまいましょう。

 

【リラックスする】

音痴の矯正トレーニングしている時は特に「しっかり音を合わせないといけない」、「音はずらしていけない」、と頭でっかちになりがちです。
音感がある人は構えず感覚で音を合わせています。
集中することも大切ですが、リラックスをすることで余計な力が抜けて発声が整いますし、音が合わせやすくなるので
体の力は抜いてなるべくリラックスしてトレーニングするようにしましょう。

 

【発声を整える】

音痴だからこそ人前で声を出したり歌ったりすることに抵抗があり、緊張して余計な力みが生じたりします。
音感が無いプラス余計な力みはどんどん音をずらすことを助長してしまいます。

基礎のボイトレでは、呼吸、喉開け、響き、発声がとても大切。
これが整っていないと、例えば喉に変な力が加わってしっかり開けず、音痴でなくても音がズレるなんてことはよくあります。
音を合わせることは一旦考えず、正しい発声方法を整えることをしましょう。
それは無駄な力みからくる音のズレを防ぐことに繋がります。

トレーニング始めてすぐは音がズレるのは当然です。
それを怖がらずに「音ズレてもいいや」、「失敗してもいいや」くらいの気持ちでリラックスして行うことが何よりも大切です。

本当に真剣に悩まれている方は是非一度体験レッスンにいらして下さい。
確実に治していくよう全力でサポート致します。

東京・埼玉・大阪で展開するボイストレーナーも通うボイトレ!!

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