【電車の車掌さん・運転士さんの適切な発声について】

【電車の車掌さん・運転士さんの適切な発声について】

2017.2.10 

 

こんにちは。
ChihiRoボイス・ボーカルスクール ボイストレーナーの鈴木智大です。

 

今回は一風変わったタイトルでコラムを書いてみたいと思います。
学生時代の先輩で、車掌になった方がいるのですが、電車の車掌さんや運転士さんもマイクでアナウンスを行うことがありますが、特にこれといってボイストレーニングを受けたりはしていないそうです。

 

しかし、電車のマイクから聴こえてくる声は、皆独特な作りの声と感じませんか?
伝統なのかと感じるくらい鼻にかかったような声ですね。

 

今回は電車内や駅構内のアナウンス時の発声について解説していきたいと思います。

 

【電車内や駅構内のアナウンスが鼻にかかった声になる理由】
電車内や駅構内の車掌さんのアナウンスは、前述した通り、どこか鼻にかかったような声の方が非常に多いように感じます。

 

これには2つ理由があるようです。

 

@入社時、先輩車掌が同じような声の出し方で発声していたから。
Aマイクで話す時、息の音で聞こえづらくなるのを防ぐため。

 

@に関しては、一種の伝統のような、文化のような感じもありますね。
これに関しては良くも悪くもないと思います。
この日本の車掌さんのアナウンスの特徴がとても好きという方もいますし、それを真似するアーティストさんもいるくらい浸透してますから・・・。

 

Aに関しては業務をスムーズにするための知恵ですね。
しかし、この発声に関しては、ボイストレーニングの技術を加えると、より明瞭に聞かせることができるのです。

 

【車掌アナウンスをより明瞭に話すコツ】
確かにAのように、息の音をマイクに入れないように気をつけながら話そうとすると、息の量が抑えられるのと同時に、鼻にかかったような声になります。
(声が口から出すイメージではなく、鼻から出すようなイメージになるため。)

 

これが悪いとは言いません。
むしろある種の文化、伝統、味は守っていっていただきたと思っております。
現在のマイクの感度は一昔前よりも良くなっておりますので、小さな音も拾ってしまいやすく、息の量もより抑えなければならないと思います。

 

しかし、裏を返せば、息をマイクに吹き込みさえしなければ、明瞭な自然な声で話せるのです。

 

そもそもボイストレーニングでの声は、お腹から出して声を響かせることを行います。
この響く声というのは、息の量が多いと成立しないのです。

 

特に鼻に掛けるような声を出す必要はありませんが、息の量は抑えたまま声を出すことが可能です。

 

【息の量を抑えつつ響く声を発声する方法】
まずハミングに慣れましょう。

 

1.歯を閉じ、唇も閉じます。(口周りはリラックス)
2.口を閉じた状態で「あーーー」と発声するつもりで声を出しましょう。(ハミング)
 (当然出す音は「んーーー」となりますが、唇が振動するのがお分かりいただけると思います。)
3.指を鼻の下にあてて息の量を確認する。 (息の量が多いと響きにくくなります。)
4.ハミングから口を空けて「あーーー」と発声します。
5.この時も改めて指を鼻の下にあてて息の量を確認しましょう。

 

実際に自然な話し声で響きを感じることが出来たら、録音しつつ何か文章を読んでみて下さい。(車内アナウンスの原稿などでもOKです。)

 

繰り返し行うことでコツを掴んでくると思います。

 

※「しゃしゅしょ」、「じゃじゅじょ」、「さしすせそ」等は息が入りやすいのでより注意が必要です。

 

【まとめ】
ボイストレーニングの内容については、文章だけでは実際分かりづらいと思います。
真剣にお悩みの方は是非一度、無料体験レッスンをお試し下さい♪

 

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