【声質による印象(整数次倍音と非整数次倍音)】

【声質による印象(整数次倍音と非整数次倍音)】

2015.12.17 

 

こんにちは。
ChihiRoボイス・ボーカルスクール ボイストレーナーの鈴木智大です。

 

今回は、最近私も注目している話題に触れていきたいと思います。

 

“声質の違いにより、相手に与える印象がどのように違うか” というテーマです。
(追及していくと限りなく深い話になってしまうので、なるべく簡単にまとめていきたいと思います。)

 

まず、倍音についての話が必要なので以下にまとめました。

 

 

【倍音と種類】
それには『倍音』というものが関係してきます。
(『倍音』=ある音の整数倍の音。ある音の1オクターブ上が2倍音、2オクターブ上が4倍音)

 

そしてその倍音は2種類にわけることができます。
“整数次倍音” と “非整数次倍音” です。

 

『整数次倍音』とは、整数の波長を持つ音
『非整数次倍音』とは、整数ではなく不規則な波長を持つ音です。

 

 

【整数次倍音と非整数次倍音の特徴】
簡単に言うと、『整数次倍音は』アナウンサーの声のようなクリアな声で、
タモリさんや郷ひろみさん、黒柳徹子さんがこれにあたります。
艶のある通る声で、説得力のある声とされています。

 

対して『非整数次倍音』はザラザラしたような声で、桑田圭祐さん、さんまさん等がこれにあたります。
安心感や親近感を与える声、注意を引き付ける声とされています。

 

どちらが良いというのはありません。
あくまでも声の特徴と捉えていただけたらと思います。

 

【整数・非整数次倍音の効果】
例えばテレビなどで 「あほかっ!」 という突っ込みをするシーンを良く見ますが、
整数次倍音で言うと、感じ悪く聞こえてしまうことが多いです。
非整数次倍音でいうと、そんなに感じ悪く聞こえません。
非整数次倍音は安心感の効果をもたらしながら話しているからです。

 

一方、政治家の演説やニュースの読み上げ等に関して、
非整数次倍音で話すと、注意は引き付けられますが説得力に欠けるため
整数次倍音が向いているということになります。

 

私は基本的に整数次倍音なのですが、
初対面の人との話し始めなどは、安心感与えられるように非整数次倍音で話すように意識しています。
シーンによって使い分けることで、相手の反応がまったく違うのを感じます。

 

是非、普段の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?
まわりの人間関係がもっと良くなるかもしれませんね☆

 

 

ボイストレーニングでは、声を使い分けられるようにすることもできます。
是非一度、体験レッスンをお試し下さい☆

 

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