【共鳴について】

【共鳴について】

2016.2.1 

 

こんにちは。
ChihiRoボイス・ボーカルスクール ボイストレーナーの鈴木智大です。

 

今回は『共鳴』についてお話しさせていただきたいと思います。
本来、コラムの最初の段階で書くべきテーマなのですが、
ずっと書いてませんでした・・・。スミマセン・・・(;_;)
解り易くまとめられたらと思います。

 

ギターを例にご説明していきます。
皆さん、アコースティックギターはご存じだと思いますが、
弦が6本張られ、ボディーの中は空洞になっています。

 

ギターの弦を弾くと音が生まれます。(人で言うと声帯)
しかし、弦を弾くだけでは音はキレイに響きません。
そこで必要なのがギターのボディー内の空洞です。

 

弾いた弦をの音を、空洞で響かせてから空気振動を伝い人の耳に届けられます。
この響きがキレイであればあるほど、心地良い音として捉えられます。

 

このギターの空洞にあたる部分が人間にも存在します。

 

・咽頭腔(いんとうくう)
・口腔(こうくう)
・鼻腔(びくう)
・副鼻腔(副鼻腔)

 

この4点です。

 

 

【咽頭腔(いんとうくう)】
咽頭とは、声帯から耳の高さくらいまでの気道部分です。
上の方が上咽頭
中の方が中咽頭
下の方が下咽頭です。

 

そして、咽頭にある空洞部分を 『咽頭腔』 と言います。
咽頭腔での共鳴を 『咽頭共鳴』 と言います。

 

音程が低くなるほど、下咽頭あたりへ、
音程が高くなるほど、上咽頭あたりへ声をあてると共鳴しやすくなります。

 

※理由は、、、周波数などのお話が関係してきますが、ここでは割愛します。

 

 

【鼻腔(びくう)】
鼻腔は、鼻の穴の中すぐのところから耳あたりまで広がっています。
意外と広いですね。
声を出すと、声帯に一番近い咽頭には自然と共鳴されますが、鼻腔は少し意識が必要です。
やり過ぎると鼻声のようになってしまうので注意が必要です。

 

練習の仕方としては、
『な行』 『ま行』 の発声で練習すると良いです。
『な行』 や 『ま行』の子音は 『鼻音(びおん)』 と言われ、鼻腔共鳴が必須だからです。

 

試しに鼻をつまみながら 「なーーーー!」 と発声してみましょう。

 

たぶん・・・ちゃんと発声できません。
(きれいに出来た方、腹話術師を目指しましょう!(笑))

 

裏を返せば、な行の発声をすることで、鼻腔共鳴の意識と発声が整えられるのです。

 

この発声に慣れていったら、
『か行』 や 『さ行』 など、他の子音でもできるように練習してみて下さい。

 

 

【口腔(こうくう)】
これはそのまま、口の中のことです。
口を動かして話す以上、当然口から声が出ます。

 

口腔内での共鳴を強くする練習方法として、『ハミング』 が挙げられます。

 

鼻歌を歌うように、口を閉じた状態で 「んーーーーーーーーー」 と適度な音の高さで発声します。
唇や歯は振動しますか?
振動が強ければ強いほど口腔内共鳴ができていると考えて下さい。

 

これができたら、母音の 「あ」 に変えていきます。
「んーーーーーーーーーぁあーーーーーーーーー」と。
「あ」に変えていっても、振動している状態を維持するつもりで発声します。

 

「んーーーーーーーーーー」のハミング発声の時点で鼻腔共鳴も意識しながら行えると尚良いです。

 

 

【副鼻腔(ふくびくう)】
これは鼻腔に隣接した骨の中の空洞のことです。
幾つか箇所があります。

 

・眉毛のすぐ上辺りの骨の中
・鼻骨の中
・目の下の頬の骨内

 

この3つは上から一つのラインで繋がりますね。

 

この骨の中にも共鳴させるということは、
声を顔の全面の方に持っていくイメージで発声するということになりますね。

 

小田和正さん、竹内まりやさん、山下達郎さんなどは
この副鼻腔共鳴の特徴が分かり易いアーティストさんです。

 

 

【まとめ】
声に共鳴が起こると、同時に色々なところで共鳴が起こります。

 

口腔内共鳴が弱い人は口腔内共鳴を意識。
鼻腔共鳴が弱い人は鼻腔共鳴を意識するように、
自分の本来の自然な声でバランス良く共鳴を作りだせるようにしましょう。

 

これは歌だけではなくて、普段の会話での聞き取り易い声づくりの一環としても行うことができますので
是非参考にしていただけたらと思います。

 

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