【プロの歌手には必須!響く声の作り方とは!?】

2018.5.25 

こんにちは。
ChihiRoボイス・ボーカルスクール 代表ボイストレーナーの鈴木智大です。

皆さん、プロの歌手の歌を生で聴いたことはありますか?
有名なアーティストさんのコンサートに行った時や、街のライブハウスでも良いでしょう。

プロフェッショナルの歌手の歌・・・アマチュアの方と何が違うかと言うと
一番は「人の心を惹きつける力」。

たったワンフレーズ歌っただけで「すごい!」「心が動いた」と感じた経験のある方も多いのではないでしょうか?

このワンフレーズだけで心が惹かれてしまうのはなぜでしょうか。
これには様々な要素があります。

・音程
・リズム
・強弱
・声質
・テクニック
・共鳴感
・感情表現
etc…

例えば感情表現が優れていても音程やリズムがズレてしまっていると感動しません。
基礎の音程やリズムといった土台があった上で感情表現やテクニックなどが加えられてこそ感動するのです。

音程やリズムなどの土台があった上で、人が感動する技術の一つが“共鳴感”です。

この共鳴感とは一体何か。
プロの歌を聴いた時に「凄みを感じる」「なぜか理由は分からないがとても感動する」と感じることがあります。

これは音程の良さやリズムに感動しているのではありません。
もしかしたらテクニックや感情表現といった部分に感動することもあるかもしれませんが、
その感動を支えている重要な技術がこの“共鳴感”なのです。

ではこの共鳴感とはどのようなものかお伝えしていきたいと思います。

【“共鳴感”とは?】
音程やリズムなどハッキリと判るズレや不安定さがあれば解りやすいものの、
共鳴感には明確に判る基準がありません。
一言で言えば「声の響き度合い」

音圧やデシベルなどを音響機械を使って波形を調べればハッキリ解りますが、
ボイストレーニングの現場でそれを行うことは難しいため、耳で判断する必要があります。

例えばアコースティックギターをイメージしてみて下さい。
売っている弦は大体同じですが、鳴らすボディ(本体)が違えば響き方も違ってきます。
ギターによってボディの空洞の広さやネックの長さ、使っている木材が違います。
これにより響き方が違うわけなのですが、、、
人間で言うところの、身体の大きさ、口や鼻、喉の空洞の広さや骨格が人によって違うのと同じことなのです。

ギターはこの空洞のお陰で、優しく弦を弾いても簡単に音が響きます。
人間も同じ。
軽く優しく声を出しても普段よりも音量や音圧を倍増させることが出来ます。
「力まず、楽に、音量と音圧を作り出す」、これこそが“共鳴”なのです

体育館や教会、お風呂などをイメージしてみて下さい。
広い空間で声を出すと声が勝手に反響して響くのがお分かり頂けると思います。
あれは空間が勝手に音を響かせてくれているためです。

これと同じことが楽器でも人間の身体でも起こっているというわけです。

極端に表現すると、感動させられる歌手は教会で歌っているのと同じような共鳴感を作り出せており、感動させられない素人さんは、どこか狭いトイレのような空間で声を出しているのと同じような窮屈な声ということです。

「感動させたい!」「人に凄みを感じてもらいたい!」とお考えの方は
声を響かせるということに拘ってボイストレーニングを行うことをオススメします。

【共鳴感のある声を出すには!?】
ではどのようにすれば共鳴感のある声を発声することが出来るのしょうか?

それには基礎の習得は必要不可欠です。

①姿勢
②上半身の脱力
③腹式呼吸
④喉を開く
⑤鼻腔共鳴を意識した発声

これらをバランス良く行うようにしましょう。
※意識し過ぎると余計な部分に力みが生じてしまう方は、軽く意識する程度に留めましょう。

《①姿勢》
・肩幅に足を広げまっすぐ立つ。(バランス良く立つため)
・顎を45度くらい上へ上げる。(結構上に上げる感覚になるはず。声や息の通り道となる気道を確保するため)

《②上半身の脱力》
・特に肩、胸、腕には一切力は入れません。(腹式呼吸を使うため、お腹は使ってもOK。声を響かせる上で必須。)

《③腹式呼吸+④喉を開く》
・軽く欠伸をするようなイメージで息を吸い込む。(喉を開く)
・同時に腹式呼吸で吸い、お腹周りを膨らませる。

《⑤鼻腔共鳴を意識して発声》
・出しやすい高さの音で「なーーー」もしくは「まーーー」と発声してみる。
・この時、鼻の付け根辺りに声を当てるイメージ、もしくは鼻の中の空洞に響かせるイメージで発声する。

この①~⑤の順序で焦らず確実に一つずつ行ってみて下さい。
力まずに音量と音圧が得られるはずです。

どれか一つでも欠けると成立しませんので、失敗した場合は再度確認してみましょう。

ポイントは「楽に、声を響かせる」です。
大きな声を出そうとすると力む可能性があるので、あくまでも響かせるという気持ちを忘れずに。

これが出来たら色々な母音や子音で試してみましょう。
そして歌でも同じような響きが得られるようにトレーニングしてみて下さい。

器用な方はすぐに出来る場合もありますが、
たいていの方はボイトレを積み重ねた上で出来るようになるため、一喜一憂せず気長に試してみて下さいね(^^)

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