航空保安大学校 講義レポート


2018.10.26 
こんにちは。
ChihiRoボイス・ボーカルスクール 代表ボイストレーナーの鈴木智大です。

先日10月24日、大阪の関西国際空港近くにある航空管制官を育成する国土交通省の「航空保安大学校」にボイストレーニングの授業をして参りました。

管制科という約40名のクラスでの講義です。
講義と言っても結局ボイストレーニングやった事がない人に対してしっかり発声出来るようにトレーニングしますので、時間を掛けて一人ずつのボイストレーニングを行う、というような感じです。

航空管制官はインカムを付けて飛行中のパイロット等と英語でコンタクトをとり、航路を誘導する業務。
その他にもあるそうですが主にはそういったお仕事です。
危険を伴う可能性があるので、かなりの緊張感がある中でお仕事されるのでプレッシャーはとても大きいそう。

ですから、「緊張感のある中でも明瞭に発声できる声を作る」ということが目的。

ボイストレーニングやった事がある方は40名中1人。
殆どの方が初心者。
ですから基礎からしっかりお伝えしました。

・姿勢(足を肩幅に開き、顔はまっすぐ前を向く)
・呼吸(腹式呼吸を行う)
・脱力(肩や胸、その他余計な力は抜く)
・発声(声の響き、共鳴、滑舌など)

姿勢から発声に至るまで簡単な説明と実践を交えてボイストレーニングを行いました。

ボイストレーニングの現場でもいつも感じることがあります。
女性の方が腹式呼吸が苦手、ということです。
女性は子供を生むため身体の構造上腹式呼吸が苦手になりやすいということを聞いたことがありますが本当に一理あるかもしれませんね。

これらの基礎を踏まえた上で、用意した文章の音読。
そして人によっては苦手な子音のトレーニングや腹式呼吸。
そして最後に、早口言葉を全員にやっていただきました。

早く話す必要はありませんが、正確に話す必要はあります。
ですから難しい言葉の羅列に関しても正確に言えるようになることはとても大切。
(もちろん早く正確に言えたら素晴らしいですが)

最終的に皆さんの声をチェックして声診断もしました。
明瞭に話す人は今回とても多かったですが、声が小さい人がとても目立ちました。

外に向かって話す、少し大きめに話すという心がけで話しても聞く人からするととても自然な声だったりします。

話し手と聞き手の相違があるのは仕方ありませんが、客観的に自分の声を聞けるようになるととても良い効果が現れると思います。

最初は緊張ばかりでしたが、最近は行く度に楽しさを感じております。

次回は来年を予定しておりますのでまたその時もご報告致します。

ChihiRoボイス・ボーカルスクール / 代表 ChihiRo(鈴木智大)

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