「バラードで差をつける◯◯なテクニック」

 

こんにちはボイストレーナーのChihiRoです。
本日もご覧頂きましてありがとうございます。

1ポイントボイトレコラムをお届けしていきたいと思います。
(最後にこちらのコラムのYouTube動画があります。音声や雰囲気はそちらで分かりますので是非ご覧下さい。)

今日はですね「バラードで差をつける◯◯なテクニック」ということでお届けしていきます。

気になりますよね。

何かというとですね。

ズバリ!

「フェードイン」になります。

バラード歌ってると、全部の曲ではないのですが、
フェードインを入れられる箇所が結構あるんですよ。

これを入れると雰囲気がかっこよくなりますしボリュームのうねりみたいなものが作られて
めちゃくちゃかっこよく聞こえるんですね。

ぜひ取り入れていただきたいなと思います。

どういうものかというと、
例えば玉置浩二さんの「メロディー」。

この曲を歌う時、結構フェードイン使えるなと思っています。

例えば、

「いつも優しくて少し寂しくてー」

この「寂しくてー」などはまさに使えます。

だんだんボリュームを大きくしていくテクニック。
フェードインと言います。

これを随所随所で入れられる。

他にも

「あの頃は何もなくて それだって」

こちらにも使えます。

結構ボリュームのアップダウン入れていただくとめちゃくちゃかっこよく歌えるようになります。

フェードアウトはよく聞きますよね。
これはフレーズの語尾などでよくやるのですがフェードインはなかなかやる機会がないと思います。

ただ練習方法はとてもシンプル。

一つの音でボリューム大きくしたり小さくしたりしていきます。

ああああああああああああ
(だんだんフェードインして音量を大きくしていき、真ん中以降はフェードアウト)

練習方法はとてもシンプルなのですが、結構やってみると意外に難しい。。。

これができるようになると歌のフレーズの中で入れやすくなります。

「寂しくてーあの頃は何もなくて それだって」

このあたりのフレーズですね。
ボリュームでかくなったと思ったら小さくなって、また大きくなって・・・

このボリュームのうねりがかっこよかったりします。

今日は「メロディー」をピックアップさせていただいたのですが、玉置浩二さんの曲では他にもたくさん使える曲があると思います。

こういったうねりを使う・・玉置さんの歌自体が結構情緒豊かというかボリューム変化もとてもかっこいい歌い方をされる方なので、
とても参考になりますし、勉強になる曲が多いです。

もちろん他のアーティストさんでもやっている方はたくさんいらっしゃいます。
特にバラード系でかっこよく歌いたいなーという曲がある場合は是非チェックしていただけたらなと思います。

割とフェードインが使える曲、たくさんあります。
(元々フェードイン使っていない曲でも使える曲は多いです。)

最近のアーティストさんはあまりしていないので、
そんな中使っていただけたら他の方と歌唱力で差がつけられるかもしれません。

是非試してみて下さい。

今回のYouTube動画はこちら。