「歌がうまい」とはどう言うことか?

こんにちは。

本日は「歌がうまい」とはどういうことか、と言うテーマをお伝えしていきます。

よく「あの人は歌がうまいね〜」と会話の話題になったり、「君は歌がうまいね」などと褒められたりするなど、
こういう会話はよく耳にします。

 

しかし、単に「歌がうまい」といっても、どんな要素を感じ取って「うまい」と表現しているのか、
実際に話している本人でさえうまく言語化することが難しいものです。

そこで今回は、「歌がうまい」とはどのようなことを指すのか、具体的な例を挙げつつ歌がうまい要素についてお伝えしていきたいと思います。

歌がうまい要素については、以下のような特徴があります。

 

①歌声が美しい:
→声質がきれい。こう言うと人それぞれの価値観によるものだと思いますので、「こういった声質がきれい」とは一概に言えませんが、
売れているアーティストさんや人集めることのできる歌い手さんはもれなく声が特徴的でとても魅力的です。声質に関しては生まれながら持っているものですのでなかなかそうなりたいと思ってもなれるものではありませんが、ボイストレーニングをすることで憧れのアーティストさんの声質に近づけることも可能です。また、ボイストレーニングによって響きの豊かな声を手に入れることも可能です。

 

②音程やリズムが正確:
→音楽はメロディーやリズムによって成り立っています。そのためこれらにズレが生じてしまうと元も子もありません。 正しい音程正しいリズムで歌えるように練習しましょう。

 

③抑揚やアクセントがある:
→曲の流れや曲の雰囲気に合わせた抑揚作りやアクセントがしっかり盛り込まれていることがとても大切です。

 

④歌唱技術(テクニック)が優れている:
→高い音域や長い音、細かい音程の変化などを自然に表現することができ、声が安定していて聞き心地が良い。 また、ビブラートやピッチベンド、フェイドアウト等の細かいテクニックの引き出しが豊富にあることもとても大切です。勘違いされることもあります。例えば技術ばかりに頼って歌が全然良くない、なんて言う声も聞いたことがありますが、決して技術に頼る事は悪いことではありません。頼ると言うよりも、その感情を表現するための必要なテクニックであると考えれば、とても大切なものだと言うことがわかります。

 

⑤表現力が豊かである:
→歌詞の意味や感情を理解した上で、歌いながらその世界観を捉え、声で雰囲気を作り出せることができる。

 

⑥ステージングが上手い:
→歌が初心者の方は直立不動で歌う人がとても多い。しかし、歌で表現する、感情をリスナーに伝えるということを考えると、しっかりと動きを取り入れて歌うことがとても大切。パフォーマンスの際のポーズや表情、動きなどが自然で、観客を魅了することができる。

 

これらの要素がバランスよく備わっている歌手が、「歌がうまい」と評価されることがあります。
ただし、歌唱力には個人差があり、個人的な好みによっても異なるため、一概に「歌がうまい」と評価されるかどうかは人によって異なる場合があります。

 

それでは本日は以上です。

ここまでお読みくださいましてありがとうございました。