〇〇を変えると歌唱力爆あがり。棒読み・棒歌いをなくす。1Pointボイトレ #312

こんにちは。

本日は“あること”を変えるだけで歌唱力を上げられることについてお伝えします。

 

“あること”

 

それは何かと言いますと、「発音」です。

 

曲を覚える時は歌っているアーティストの声を聴いて覚えると思います。

その時に歌詞を見ながら歌っていませんか?

 

もちろん歌詞を見て覚えることもあるので良いのですが、覚えた後もずっと歌詞を見ながら歌っていることはないでしょうか。

曲を覚える時に歌詞を見ながら歌っていると、どうしても日本語特有の所謂かたい発音になってしまうので歌い方も堅くなってしまう方が多く見受けられます。

 

曲を聴けばアーティストの歌声を思い出せるのですが、いざ自分が歌おうとした時に発音までコピーできていないので堅くなってしまいます。

決してアーティストの真似をするわけではないのですが、ある程度真似をしたほうが自分の歌い回しや歌い癖、歌唱力にも良い影響があります。

 

曲を覚えたら歌詞を見るのをやめて、アーティストの声を聴いて歌い癖までコピーしてみてください。

 

要は【完コピ】です。

練習の段階ではしっかりとコピーして、音で覚えたほうが良いです。

 

例えば、

加藤ミリヤさんの「WHY」を参考にします。

【Aメロ】
ねえ 「あんたなんか要らない」
そう言ってやりたい
ねえ でもひとりにしないで

 

この歌を正しい日本語の発音のような感じでひとつひとつの言葉をはっきりと歌うと結構堅い印象になります。

歌詞も音程もリズムも間違っていないのに堅くなってしまうというのは「発音」が原因です。

 

そこで、歌い方を英語っぽく歌うと雰囲気が出ます。

ねえ 「あんta(た) nua(な)んか要ra(ら)ない」
そう言ってやri(り)たい
ねえ でもひとりnui(に)しないで

 

ポイントポイントで英語の発音のように歌うとかっこいい雰囲気になります。

日本語の曲なのですが、部分的に英語っぽい発音にしてあげるだけで堅い印象からかっこいい印象に変わっていきます。

ですので、「発音」をしっかり意識して聴いて頂けたら更にスマートに歌えると思います。

 

洋楽でボイトレをするのはおすすめです。

『このアーティストさんの歌い方かっこいいな』

と思う方がいらっしゃったら、その方の発音をよく聴いてみてください。

 

言葉で覚えるのではなくて、音としてちゃんと聴いて曲やフレーズを覚えていくほうがより再現性が高くなりますし、自分の歌に反映してもっと良くなると思います。

是非試してみてください。

 

それでは本日は以上です。

ここまでお読みくださいましてありがとうございました。