英語詞(洋楽)の曲を上手に歌うコツ!!

こんにちは。
ChihiRoボイス・ボーカルスクールのChihiRoです。

近年、日本においての流行りはデジタルサウンド。
特にボカロの出現以降、米津玄師さん、YOASOBIさんなどの次世代の人気アーティストが音楽業界を賑わせています。
そんな中、洋楽を聴く方が減ってきているようにも感じますが、カラオケやLIVEハウスなどではたくさんの洋楽が使われ賑わいを見せています。

英語の曲をかっこよく歌いたい! と思う方は多くいらっしゃいます。

そこで今回は、英語詞の曲を上手に歌うためのコツをご紹介していきたいと思います。

【英語詞(洋楽)の曲を上手に歌うコツ①】
《母音と子音は繋げて歌う》
単語が2つ並んでいた場合、
1つ目の単語の終わりが母音で2つ目の単語の始まりが子音の場合、
若しくはその逆で、
1つ目の単語の終わりが子音で2つ目の単語の始まりが母音の場合、
その単語は繋げて発音します。

例えば、
「have you」は「ハブユー」ですが「ハビュー」のようになります。
「I feel inside」は「フィーリンサイド」、
「amazing and」は「アメイジンガンド」。

《子音と子音が繋がる時は片方は発音しないこともある》
これは初めて聞く方もいるかもしれません。
なぜなら日本の英語教育では、単語は前後もしっかりと発音しましょうと教育されるからです。
しかし実際は単語の並びによって発音しなくなる言葉もあります。

例えば、
「got her」は「ゴットハー」ですが、「h」は発音せず、「ゴッター」になります。
「a woman has」は「ア ウーマナズ」
「keep holding」は「キーポールディング」
「found the」は「ファウンザ」

《”s”はしっかりと発音する》
プロの歌手の方でも抜けて歌っている人も多い’s’の発音
これをしっかり発音することで英語圏の方が聞いてもbroken Englishが解消されます。
「That’s the」
「bones」
「plays」

《子音だけの発音で母音まで発音しない》
例えば「strong」という単語。
カタカナ英語で読むと「ストロング」となり、「ン」以外は全て母音があります。
しかし最初の「st」は子音のみです。
「s」は息の擦れるような音だけ、「t」は舌で息を弾くような音だけで母音は存在しません。
これを意識するだけでグッとネイティブに近い発音に近づけます。

他にも以下のような単語が挙げられます。
「straight」
「chemistry」
「try」

《’t’の発音は時に’ラ’のように発音する》
「better」は「ベター」とカタカナ英語では発音しますが、
実際のネイティブの発音を聴くと「ベラー」のように聞こえます。
このように「t」が「ラ」のように聞こえる単語はたくさんあります。

「letter」は「レラー」
「that is」は「ダリツ」
「 my heart is」は「マイ ハーリズ」
「but I」は「バライ」

《単語の最後の’L’は’う’のように発音しましょう》
これも良くやってしまいがちな発音です。

「feel」は「フィーウ」。人によっては「フィーヨ」のようにも聞こえる場合もあります。
「will」は「ウィウ」
「I’ll」は「アイウ」

〜語頭や語中に’L’が来る場合は〜
‘L’の発音を明瞭にする場合は日本語の「ラ行」の時の舌の位置より少し前・・・上の前歯に当たる位置から発音します。
「love」
「believe」
「long」
「only」

《’r’の発音の前は口の形を軽く’う’にする》
これを行うとネイティブ感が出ますし、実際苦手な方は多いです。
‘L’と’R’の発音の違いも明確になりますので是非やってみて下さい。

「right」-「light」
「reason」
「rain」

 

同じ日本語でも人によって発音の仕方が違ったり方言でもイントネーションが違うように、
英語でも同じ単語でも人によって発音やイントネーションが違います。
そのため、一つの曲をたくさんの方がカバーしたりすることもありますが、同じ英語がネイティブの方でも発音の仕方は十人十色。
この人は丸く発音してるのにこの人はハッキリ角ばって発音している、、、などさまざま。

英語を母国語としていない多くの日本人は、まずは何度も繰り返し練習して、言葉の並びと舌回しに慣れることが大切です。
自分の舌にも馴染み良い発音を見つけてみて下さい。
歌えるようになるとさらに英語詞の曲を歌うことが楽しくてたまらなくなるはずです。

ChihiRoボイス・ボーカルスクールでは、ネイティブのアメリカ人(日本語も話せます)から洋楽の発音のレッスンを受けることも可能です。
是非お気軽にお問い合わせください♪

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