“発声”一つで、コミュニケーションが180度変わります。

こんにちは。

本日は「説得力」と「発声」の関連性についてお伝えします。

皆さんが日々日常生活を送る上で、またお仕事をされる上でコミュニケーションというのは欠かせないものです。
ITの発達においてWeb上での文字でのコミュニケーションも多くなってきておりますが、
感情やその人の人間性を知る上ではやはり電話や対面での”声”でのコミュニケーションは必要不可欠です。

 

その中で特にビジネスにおいて、内容は素晴らしいことを言っていても「今ひとつ信頼性に欠ける」こともありますし、
「心に刺さらない」ということはよくあります。
同じ内容でもAさんの説明はよく理解できるのに、Bさんの説明は話が入ってこないということもよくあります。

 

これは話の組み立て方もとても大切ですが、”声”の出し方によって変わる部分も実は大いにあるのです。

よく「聞き返されてしまう」、「話しを組み立てて理路整然と話しているのに伝わらない」といったことも見受けられますが、正にそのような状況が起こり得ます。

 

では説得力を持たせるための発声においてどのような点に注意したら良いか、以下ご紹介させていただきます。

 

①声の音量:
→適切な音量で話すことは相手に信頼感を与えるますが、その反面、声量によって不快に思われてしまうこともあります。一つは距離感に対する声量。
例えば接客などの場合、距離が近いにも関わらず必要以上の声量で話すを相手を圧倒してしまい、心の距離は離れてしまう原因になってしまいます。
また、声量が小さくても聞き取りづらく、2度聴きされてしまうこともあります。
適切な声量で話せているか、セルフチェックしてみましょう。

 

②話しのスピードとリズム:
→適切なリズムで話すことは、相手に安心感を与える他、大勢の前では聴衆の注意を引きつける効果があります。また、早すぎてもよくありません。早すぎることで単純に捲し立てて聞こえてしまったり、言葉で取り繕っているように聞こえてしまったり、一定時間内の情報量が多すぎて聞き手が話しについて来れず、話が理解出来ないまま進んでしまい、結局は「わからない」で終わってしまったりします。また相手の話を遮って被せてしまうことも良いことではありません。相手との会話のリズムやスピードを考えて適切なスピードで話すよう心がけましょう。

 

③明瞭な発音:
→滑舌が悪いと単純に聞き取れませんし相手に誤解を与えてしまうこともあります。ほとんどが幼少期に覚えた発音が大人になっても継承されていきます。以前、「カ行」が苦手なVtuberさんのボイトレを行ったことがありますが、母も祖母も同じ発音だとのことでした。
意識をすることで改善は可能です。大人からでも改善できますので適切なボイストレーニングを受けて改善を試みましょう。

 

④強調と抑揚:
→話の内容や重要なポイントは強調するために、声の抑揚を使うことが効果的です。学生の時、先生の淡々とした話し方で授業が眠くなったことがある方も多いでしょう。淡々と話すことは相手に安心感を与える反面、重要なポイントや本当に伝えたいことが伝わらずに終わってしまうこともあります。伝えたいポイントや重要なことは抑揚をつけることで説得力が増します。

 

⑤姿勢と体の言葉:
→発声だけでなく、姿勢や表情、ジェスチャーなども説得力に影響を与えます。自信を持って話す姿勢や、相手に向けた積極的なボディランゲージを取り入れることで、説得力を高めることができます。
これができる人は話の内容は同じでも人より優れた説得力を生み出すことが可能です。

 

これらの要素を意識して、自分の発声や話し方を改善することができます。練習やフィードバックを通じて、より説得力のある発声を身につけることができるでしょう。
是非試してみてください。

それでは本日は以上です。

ここまでお読みくださいましてありがとうございました。