【歌唱力UPの超近道!自分の歌を録音すること。そのチェックポイントを解説します】

こんにちは。
ChihiRoボイス・ボーカルスクールのChihiRoです。

だんだんと気温も下がり寒くなってきました。
今年の冬はインフルエンザとコロナが重なり例年より警戒が必要になってきそうですので、基本的な手洗いうがい、消毒は欠かさずに日々過ごして行きたいですね。

さて今回のテーマなのですが、歌唱力UPの超近道!と言うことで自分の歌の録音をピックアップしてみました。
自分の歌を録音することに慣れない方も多いと思いますが、歌唱力の向上にはとても効果的ですので是非取り入れてください。
また、既に歌の練習に取り入れている方の中には、ポイントをおさえて自分の歌が聴けていない場合も多いため、今回は自分の歌声を聴く際にチェックしていただきたいポイントをお伝えしていきます。

とても重要なことなので皆さんチェックしてみて下さい。

《同じ曲を何度も録音する》
自分の歌を録音して聴くのは少々抵抗があるかもしれません。中には一度録音したらすぐに削除してしまう人も多い。
しかし、何度も同じ曲を録音しなければ見えてこない点も多いのです。
例えば、何度も同じ曲・同じフレーズを録音して聴いてみると、だいたい同じ箇所が毎回失敗しています。

まずこれに気づくためにも同じ曲を何回も録音して聴き比べる必要があるのです。
そしてこれを放置せずに改善できるように練習していきましょう。

《毎回失敗する箇所のパターンを分析》
例えば録音して歌を聴くと、毎回失敗する箇所のパターンが似通う場合が多いです。

例えば、
・急に音程が上がるフレーズ
・低音部分
・高音部分
・伸ばしのフレーズ
・ビブラートの揺れのばらつき
・アクセントが弱い
・音程がズレる
・リズムがズレる
 etc…

これらの失敗するポイントを集中的に練習する必要があります。
いろんなケースがあるため、そもそもそこまで細かい点に気付け無いことも多いと思いますので、その場合は録音した音源をプロのボイストレーナーさんにチェックしてもらうと良いでしょう。

《声量バランスをチェックする》
音程も悪くなく、リズムも割と良い、でも声量が小さいと言う場合、正しく通る声を出せていない可能性があります。
声のボリュームに関しては録音機器の性能にもよりますが、大抵は発声で解決出来ますので、まずは基本的な呼吸や発声がしっかり出来ているかチェックしてみて下さい。

《一本調子になっていないか》
歌は上手く歌えているっぽい感じがしても、歌の流れに対する強弱が上手く出来ておらずずっと同じボリュームバランスで歌ってしまっている方も多い。

《苦しくなって息が持たない場所はないか》
ブレスコントロールが上手く出来ていない可能性があります。
歌詞カードに息継ぎする場所は「V」の字を書いてわかるように表記すると良いでしょう。

《無感情で歌っていないか》
感情を込めて歌っているつもりでも、録音して見ると意外と無機質に歌ってしまっている場合も多いです。
その曲のメロディーライン、歌詞の内容、曲の雰囲気を重視してその情景にあった感情で歌えるように努めましょう。

《発音に工夫がなされているかどうか》
単純に言葉を発音するだけなら誰でも出来ますが、言葉の発音を工夫するだけで歌の雰囲気が変化します。
その発音に工夫がなされているかどうかチェックしましょう。

《苦しそうに聴こえないかどうか》
歌は基本的に余裕感を持って歌うと良いですが、苦しそうで聴いていられないような感じですとほぼ間違いなく他人が聴いても同じ感想を持つはずです。苦しそうな演出をして歌う分には良いですが本当に苦しくなってしまうとそれが聴き手に伝わってしまうので改善しましょう。

いかがでしょうか?
この他にもいろんなケースがありますが、自分が出来ていないことを自分で気づくのは難しいです。
例えばアクセントが全く出来ない&気にしたことが無い人は、アクセントが出来ているかどうかなんて気づきもしないものです。
自分で気づくのが難しい場合は、歌が得意な人に聴いてもらったり、ボイストレーナーさんに聴いてもらうと良いでしょう。

是非試してみて下さい。
歌唱力は劇的に変化するはずです。

新宿・池袋・吉祥寺・西東京市・立川・越谷、大阪エリアで展開するボイストレーナーも通うボイトレ!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です