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【ビジネス電話応対時の発声について】

【ビジネス電話応対時の発声について】

2016.4.15 

 

こんにちは。
ChihiRoボイス・ボーカルスクール ボイストレーナーの鈴木智大です。

 

スクールを立ち上げてからというもの、
同時に営業のお電話がよくかかってくるようになりました。
今日も1件、かかってきました。
(営業さん、いつもお断りしてしまってすみません。)

 

電話は相手の表情や年齢、姿勢などがわからないため、
声だけで判断しなければなりません。

 

そのため、営業のようなお電話をされている方こそ、
声の印象については人一倍考えるのではないかと思います。

 

今回は営業など、ビジネスでの電話応対時の発声についてお話させていただきたいと思います。

 

 

【ビジネスの電話について】
4月に入り、新しい会社・新しい部署に配属され、気持ちも新たに仕事に取り組む時期ですが、
新入社員研修などでビジネスでの電話対応について触れる会社も多いと思います。

 

ビジネスでの電話をする時、 “ワントーン高い声で” ということを教える会社をよく耳にしますが、
ワントーン上げて話すと明るい印象を与えるので基本的には良いと思います。
しかし、これが逆効果になる場合もあります。

 

電話のトーンは、 『電話の内容』や『声の質』、『年齢』 によって変える必要があります。

 

たとえば葬儀屋に電話をして明るく話されたらどうでしょう?
気分悪くする方もいるかもしれません。
また、大切な契約の交渉を電話で行う場合など、妙に明るい声質でずっと話されたら、
説得力に欠け、軽く聞こえてしまうかもしれません。

 

そして普段声が高いと言われる方はそれ以上トーンを上げるとおかしく聞こえてしまうかもしれませんね。

 

どのシーンでどのように発声を変えて話した方が良いのか、
具体的にお話していきたいと思います。

 

 

【電話の内容による発声】
@上記で触れたように、葬儀屋さんに電話した時を例にします。
基本的に普段電話しない場所です。掛けてくる人は悲しい気持ちになっており、そして不安でいっぱいです。
そして真剣な相談をしようと電話を掛けてきてくれたのです。
安心感を与え、軽く聞こえないトーンで真剣に気持ちに寄り添う話し方、聞こえ方で話さなければなりません。

 

この場合、“ワントーン低く” もしくは “通常のトーン” で発声するよう心がけましょう。
元々声質的に高い方は(多くは女性)ワントーン下げ、それ以外の方は通常のトーンで話します。
発声的に考えると、共鳴ポイントを下げる、という表現になります。

 

(腹式呼吸と共鳴ができていることが前提のお話になります。)
共鳴ポイントは上前歯より1cm程上あたりです。
これはハミングをした時に前歯や唇がしっかり振動しているのを確認し、
話した時にもなるべくその振動を感じられるようにすればOKです。

 

[参照]
【超簡単!腹式呼吸のやり方とメカニズム】
【腹式呼吸を発声につなげる方法】
【共鳴について】

 

 

A一般の会社の総合受付で電話を受ける場合や、取引先の担当の方と話す場合にはどうでしょうか。
この場合は明るい良い印象を与える発声を行った方が良いので、ワントーン上げて発声しましょう。

 

特に男性で声の低い方は慣れないかもしれませんが、
共鳴ポイントを上げます。眉間の辺りに響かせるようにしましょう。(副鼻腔共鳴)
(元々トーンが高い人は無理にトーンを上げる必要はありませんが、共鳴ポイントは眉間あたりです。)

 

[参照]
【共鳴について】

 

 

B商談時など、相手を説得したり、真剣な話をする場合にはどうでしょうか。
あまりに明るくトーンで発声すると、軽薄なイメージになってしまいます。

 

この場合は逆にワントーン落として話しましょう。
ワントーン落とした発声をすることで、落ち着いた声になり、重みが出て説得力も増します。

 

このワントーン落とした発声、共鳴ポイントで言うと下前歯あたりです。
(元々声質が低い人は無理にトーンを落とす必要はありませんが共鳴するポイントは下前歯です。)

 

 

以上3パターンご紹介しましたが、電話のやりとりは人対人です。
相手の状況や気持ち、内容など、実にさまざまな要素を考えた上で判断しなければなりませんので、
当然これらに当てはまらないことも多いですが、一つの参考にしていただけたら幸いです。

 

 

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電話応対時の声の改善、話し方、間の取り方などのレッスンも行っております。
是非お悩みの方はご相談下さい。

 

 

 

 

 



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