【本物の声を作るための響きとは!?】

2018.9.6 

こんにちは。
ChihiRoボイス・ボーカルスクール 代表ボイストレーナーの鈴木智大です。

最近、私の元に話し声についてボイストレーニングをお願いします、という方がとても増えてきました。
話し声の聴こえ方を気にする方がそれだけ多いという事ですね。

特にビジネスでの声。
やはり滑舌が悪かったり篭ったり声量が無いと信頼感に欠けてしまいます。

話し声のボイストレーニングを行う上で、多くの方が苦戦する“声の響き”の作り方について、プロでも通用する声の作り方をお伝えしていきたいと思います。

【話し声を作る上で必要なこと】
まずは話し声を作る上で必要なことを簡潔にお伝えしていきます。

・腹式呼吸
・無駄な力を抜く
・鼻腔と口腔の空間の活用
・自分にとって無理の無いナチュラルな発声と声量
・母音を明確に発音する

これら5つがとても大切。

1つずつ理由と活用方法をお伝えしていきたいと思います。

《腹式呼吸》
これは歌でも話し声でも、ボイストレーニングでは必須の呼吸法です。
息を吸う時にお腹を膨らませ、吐く時にお腹を凹ませる呼吸法です。

なぜこれが必要か。
そもそも胸式呼吸と腹式呼吸が存在しますが、胸式呼吸は深呼吸する時の呼吸で息をたくさん吸うことが出来ますが、胸や肩に余計な力が入りやすいという点、またその力みによって息や声が安定しずらいという点から発声には不向きです。

腹式呼吸は吸い込む息の量は胸式呼吸に比べて少ないですが、胸や肩周りが動かないため吐く息が安定しやすい。
息が安定すると当然声も安定します。
さらに横隔膜のコントロールで息を吐く量もコントロール出来ますので、訓練次第では燃費よく・・・効率良く息を使えるようになるため発声にとても向いている呼吸法と言えるのです。

ボイストレーニングの土台を作る上で非常に重要なポイントですので、単なる呼吸、、、と軽視せずにしっかりマスターするようにしましょう。

《無駄な力を抜く》
腹式呼吸をマスターすることで無駄な力が抜けやすくなりますが、そうは言っても慣れるまで・・・特に集中してボイストレーニングを行っていると余計な力が入りやすく声にも影響します。

特に胸や肩が力むと顎や喉、、表情なども固くなってしまう方がいます。
そうなると声を絞り出すような声になるなど声が不安定になってしまう事が多いため、なるべく胸や肩、腕など不必要な力は極力抜くように努めて下さい。

《鼻腔と口腔の空間の活用》
声は口から出ていきますので、口の中の空間がとても重要なのは皆さんお分かり頂けると思います。
しかし、鼻の中の空洞・・・鼻腔もとても大切です。

例えば鼻を摘んだまま「なにぬねの」「まみむめも」と発音してみて下さい。
恐らく発声しづらさを感じるはず。

「な行」と「ま行」はとりわけ「鼻音」と言われるもので鼻腔への通り道を塞がれるとたちまち出せなくなる音です。
鼻の響きを使っている、ということが顕著に解る音とも言えます。

これは極端な例ですが、他の言葉もあまり意識はいきにくいものの確実に鼻腔や口腔内の空間を使って発声されています。
これらをより意識して発声することで声の響きが良くなります。

どんな発声をしても口腔への響きは作られますが、鼻腔へは鼻へ声を当てるように意識しないとなかなか強く響きません。
意識を高めるためにハミングで「んーーーーー」と鼻腔を意識した発声練習をしても良いですね。)

そして鼻腔の空間を意図的に広げることは難しいですが、口の中の空間は口の大きさを変えるなど、意図的にコントロールすることが出来ます。

なので発声する時は鼻腔への響きを意識しつつ、口も丁寧に広げて発声するよう練習してみるとより高い効果が得られますので是非試してみて下さい。

《自分にとって無理の無いナチュラルな発声と声量》
響く声を出すことで「力まずに自然な大きな声=通る声」が作られます。
しかしこれを何とか頑張って発声しようと意識し過ぎて、「大きな声を出して通る声を出そう」としてしまう方がいますがこれは間違いです。

響いた声を出すことで結果的に通る声も声量も得られますが、響かせるために声量を出そうとすることは考え方自体が逆です。

ですから、練習する時は特に「力みが無く」「自然に話すような」「ナチュラルな発声」を心がけて下さい。
大きな声を出せば誰でもある程度ハッキリした声が出せますし、ある程度通る声も出せるかもしれません。
しかし話し声のボイストレーニングでは、基本的にビジネスや日常生活でも使えるような自然な強さで発声した時に、いかにキレイな通る声が作れるかという点が重要です。

「力みが無く」「自然に話すような」「ナチュラルな発声」でしっかり響く声を「小さな声でも」作れるようになれたら最高です!

《母音を明確に発音する》
意外とこれが出来ていない方がとても多いです。

例えば、「ChihiRoボイス・ボーカルスクールの鈴木です」と言う文章をさらっと読んだ場合、明確に聴こえない部分がある場合、子音の発音の問題もありますが、母音がハッキリ言えていないというケースがとても多いのです。

「Chi」や「ス」は特に「Ch」「S」と聴こえてしまい母音が不明瞭になる方が多いです。
あとは「はひふへほ」の発音をした時の母音。
「H」や「F」の子音は聴こえても母音が聴こえず息のような声にしかならない・・・やはりこれも不明瞭になりやすい言葉です。

発声する際はなるべく母音をしっかり聴かせるつもりで発音するように心がけるとより明瞭で響きの良い発声が出来るようになります。

【まとめ】
いかがでしょうか?
これらをバランス良く出来ると確実に話し声の発声力は上がるはずです。
頑張っている感を出さずにナチュラルに響く声を目指したいですよね。

是非試してみて下さい♪

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